世界の協同組合が協同組合運動の発展を祝い、さらなる前進を誓い合う日である「国際協同組合デー」は毎年7月第1土曜日と定められており、今年は7月7日(土)です。
今年の世界共通のスローガンは「協同を通じた持続可能な社会へ」となりました。
このスローガンは持続可能な開発目標(SDGs)と関連しており、SDGsの進捗を確認するために毎年7月に国連主催で行われる「ハイレベル政治フォーラム」(HLPF)の2018年のテーマ「持続可能で回復力のある社会への転換」を意識したものです。ICA、ILO、国連経済社会局、FAO、WFOで構成される「協同組合振興委員会」(COPAC)は今回のHLPFで進捗確認の対象となっている5つのSDGs目標(第6、7、11、12、15の5つの目標)のうち、協同組合による取り組みが多く見られる第12目標(持続可能な消費と生産の形態を確保する)を取り上げ、国際協同組合デーのテーマを「モノとサービスの持続可能な消費と生産」と設定したうえで、各国の多様な取り組みに柔軟に対応できるスローガンとして、上記のスローガンをツイッター上での投票結果を踏まえて、決定しました。
今年の7月7日(土)の国際協同組合デーに向け、この世界共通のスローガンを活用し、協同を通じた持続可能な地域社会づくりに取り組む協同組合の活動、さらにSDGsへの協同組合の貢献を訴えていきましょう。