国際協同組合同盟(ICA)では、世界中で協同組合の認知向上を図る「グローバル協同組合キャンペーン」を、11月11日にトルコのアンタルヤで開催されたICA世界会議で開始しました。キャンペーンでは、「協同組合が何を(what)、どのように(how)、おこなっているか」よりも、「なぜ(why)協同組合なのか」を重点に訴えていくこととしています。
キャンペーンの第一弾として、「なぜ協同組合か」を訴える「もし・・・だったら(英語ではwhat if…?)」と題するビデオを一定の雛形にもとづき世界中でつくり、ソーシャルメディアなどを通じて訴えていくこととしています。
キャンペーン開始に先行して、ICAでは試験的にビデオを制作する国(パイロット国)4カ国を募集しました。日本の協同組合全国組織15団体で構成する日本協同組合連絡協議会(JJC)が、その呼びかけに応えて、パイロット国となり制作しICA世界会議で発表したものが下記のビデオです。
発表されたビデオはこちら
「グローバル協同組合キャンペーン」のYouTubeサイトにも掲載されました。
世界各国が作成した動画(日本語字幕付)はこちら
※日本協同組合連絡協議会(JJC)について
日本協同組合連絡協議会(JJC)は、わが国の各種協同組合運動の相互連携、国際的な協同組合運動との連携強化を図ることを目的として、1956年に設立された全国段階の協同組合組織の協議体であり、日本のICA会員である、次の15団体で構成されています:
JA全中、日本生協連、JF全漁連、全森連、JA全農、JA共済連、農林中央金庫、家の光協会、日本農業新聞、全労済、日本労働者協同組合連合会、全国大学生協連、全国労働金庫協会、医療福祉生協連、日本共済協会。