国際協同組合年記念協同組合全国協議会(IYC記念全国協議会) は2015年5月29日、2015年度の総会を東京大手町のJAビルで開催し、2015年度活動計画などを決定しました。
同協議会3年目となる2015年度の活動計画では、
(1) | 協同組合法制度に関する共通政策の検討・確立に向けた取り組み 昨年度に引き続き、関心の強い会員で「協同組合法ワーキンググループ(WG)」を組成し、協同組合に関する共通政策について研究するとともに、学習交流会を主催するなどして、共通政策の具体化や会員間の議論を促す。 |
(2) | 協同組合に関する教育の拡大に向けた取り組み 昨年度に引き続き関心の深い会員等による研究会を組成し、長期的な目標として学習指導要領の改訂も視野に入れ、協同組合に関する教育の拡大に向けた学習・検討を行う。また、昨年度に作成した小学生向けの資材につき、施設見学を受け入れるJAにおける活用をすすめる。 |
(3) | 協同労働型の協同組合のための法制度整備に関する学習等 昨年度に引き続き協同労働型の協同組合ならびに法制度の整備について、学習交流会の開催など学習・議論を深め、所要の実践を行う。 |
(4) | 学習交流会 会員役職員や組合員の学習・交流に資するべく、関心のある会員がテーマを提起し、学習交流会を開催する。 |
(5) | IYC支援隊 昨年度に引き続き、会員職員で東日本大震災からの復興を支援すべく、IYC支援隊を編成し、派遣すべく検討する。 |
(6) | 大学の講座への協力 昨年度に引き続き、千葉大学に協同組合論に係る寄付講座を設ける。加えて、会員がそれぞれの判断で大学に対し協同組合論講座の設置を働きかける、あるいは関連のある寄付講座での協同組合の取り上げなどに取り組む。 |
(7) | 国際協同組合デー記念中央集会 日本協同組合連絡協議会(JJC)と共催により、国際協同組合デー記念中央集会を開催する。 |
(8) | ホームページ等を通じた情報発信 |
といった取り組みを盛り込みました。
また、本協議会規約により本協議会の設置機関が本年度末までとなっていることから、平成28年4月以降の全国段階の協同組合連携の取り組みと組織のあり方について、本年度検討し決定することとしました。
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