ICA(国際協同組合同盟)総会が2013年11月1日~5日、ICAの100年余の歴史上初となるアフリカの南アフリカ共和国のケープタウンで開催され、88カ国から1,000人を超える協同組合関係者が参加しました。
本総会は、「協同組合の10年にむけたブループリントの実行」をテーマに、2012年10月英国・マンチェスターでのICA臨時総会で承認された「協同組合の10年に向けたブループリント」を全世界でいかにして実践に移すかが焦点となっており、2020年に向けた協同組合発展のための意思統一がなされました。
総会期間中には、以下のブループリントの具体化に向けたICAの取り組みが紹介され、議論されました。
さらに、期間中に開催された5つのテーマ別ワークショップ(食糧安全保障と持続可能なサプライチェーン、コミュニティサービスへのアクセス、コミュニケーション、金融、知識の構築)では、これらの課題に対する協同組合の貢献について各国協同組合の報告や意見交換が行われ、さらに貢献できる方策などについても議論されました。
ICA総会では、会長・理事の改選が行われ、会長にはポーリン・グリーン氏が再選、組織代表理事には、JJC推薦の萬歳章氏(JA全中会長)を含め15名が選出されました。
2015年のICA通常総会は、トルコのアンタルヤで開催されます。
開会挨拶を行うポーリン・グリーンICA会長 | ICA総会の理事選挙でスピーチを行う萬歳章JA全中会長 | |
新しい協同組合マーク |