国際協同組合年(IYC)記念協同組合全国協議会は、2013年10月12日福島県本部が主催するJA農産物直売所「愛情館」での収穫祭に参加するとともに、県本部農業技術センターの農産物検査体制やJA郡山市の米の全袋検査などの取り組みを視察し、福島県産農畜産物の安全・安心を確認しました。
視察は、2013年7月の国際協同組合デー中央集会で申し合わせた「協同組合間連携の実践・行動」に基づき、福島県産農畜産物に対する風評被害の早期払拭と福島県農業の復興を後押しするため開催されたもので、JA全中や日本生協連など全国機関の協同組合17団体から45人が参加しました。
参加者は、熱心に説明を聞くとともに「農産物検査結果データの情報管理はどうしているのか」「米1袋あたりの検査費用はいくらか」などの質問をして理解を深めました。
全農福島の本田県本部長は「生産者と消費者を安心で結ぶ架け橋となるため、農畜産物の安全確保対策と品質向上に取り組んでいる。風評被害の早期払拭に向け、今回見聞いただいたことを一人でも多くの方に伝えてほしい」と呼びかけました。
今後、各団体はそれぞれの会員・組合員に幅広く広報・宣伝し、福島県産農畜産物の販売拡大や風評被害払拭を積極的に後押ししていきます。