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学習交流会「協同組合の10年に向けたブループリントを読む」が開催されました。

ICA(国際協同組合同盟)は、2012年10月31日のICAマンチェスター臨時総会において、2020年にむけたビジョン「協同組合の10年に向けたブループリント」を発表しました。ブループリントは、IYC(国際協同組合年)を契機に、協同組合をさらに発展させることを目的としています。

このブループリントが作成された背景・方向性を学ぶために、2013年8月23日(金)、JAビルにて、IYC記念全国協議会の企画・主催で学習会交流会が開催され、協議会会員団体とマスコミ関係者約60名が参加しました。

学習交流会は、IYC記念全国協議会の谷口肇幹事長(JA全中常務理事)の挨拶の後、生協総合研究所の栗本昭理事より「ブループリントを読む 協同組合の10年計画 いかにそれを実行するか」と題した講演があり、ブループリントが作られた背景および内容についての紹介がありました。

栗本理事は、ブループリントは国連から贈られたIYCに込められた協同組合への期待と受けとめ、(1)協同組合の強化発展の方向性や目標を示す文書としてICAの作業部会がまとめたこと、(2)参加・持続可能性・アイデンティティ・法的枠組み・資本の五つの柱で構成されていること、(3)協同組合が「協力」することで初めて実現できることなどを解説しました。

講演に続いて、日本生協連の天野晴元国際部長と日本労働者協同組合連合会の田嶋康利事務局長から、各組織でブループリントの学習と論議の進捗状況についての報告があり、参加者からもブループリントを読んでの感想・質問、今後どのように活用していくかについて意見交流が行われました。

 

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