2009年12月18日、第64回国連総会において、来る2012年を「国際協同組合年(International Year of Co-operatives)」とすることが宣言されましたことを、日本の協同組合組織12団体を代表して心から歓迎いたします。
いま、世界的危機の中で、われわれ日本の協同組合は、地域で多様な連携・ネットワークを構築して協同の輪を広げ、経済社会の発展と国民の暮らしにより一層貢献していきたいと考えております。また、世界の協同組合との連帯を深めるとともに、開発途上国の協同組合育成に対する協力活動を拡充したいと考えております。
この宣言を契機として、2012年の「国際協同組合年」に向けて、日本国政府ならびに関係機関や国際協同組合同盟(ICA)などと協力し、また、広く国民に参加を呼びかけて、現代における協同組合の価値、役割について社会にアピールする取り組みを展開してまいる所存です。
2009年12月21日
日本協同組合連絡協議会(JJC)委員長
(全国農業協同組合中央会会長)
茂木 守