県段階の協同組合間連携の実態について

静岡県の協同組合連携組織が総会・記念行事を開催
~IYC2025に向けて実行委員会を結成して取り組むことを確認~

 6月17日(月)、静岡県の6つの協同組合の県段階組織(JA静岡中央会、静岡県経済連、静岡県信連、静岡県生協連、静岡県漁連、静岡県森連)で構成される「静岡県協同組合間提携推進協議会」は、2023年度の総会を開催し、その後に行われた記念行事でJCAの伊藤常務理事と横溝部長が講演しました。

 総会では、2024年度の活動などが議論されました。具体的には2023年度の環境保全活動、女性交流集会、協同組合学習、提携協ニュースを通じた情報発信、新たな提携のあり方の研究、県外への視察研修会、会員組織の施設見学会といった幅広い取り組みを継続するとともに、2025年の国際協同組合年に向けた計画にも取り組むことが確認されました。

 記念行事での講演では、まずJCAが2022年度に実施した「協同組合に関する全国意識調査の結果」を報告し、次に2025年の国際協同組合年の取組みについて説明しました。前回(2012年)の国際協同組合年に各県で行われた取り組みを振り返りながら、2025年の国際協同組合年に向けて全国段階で検討している内容を紹介しました。その後、県段階でも実行委員会を結成し、協同の輪を広げる取り組みの検討をお願いしました。

 講演後には、IYC2025に向けた静岡県での対応について話し合われ、その結果、静岡県の協同組合でIYC2025実行委員会を結成し、取組みを検討することを決定しました。

 JCAは2025年の国際協同組合年を全国の協同組合の皆さんとともに作り上げていきたいと考えています。今回のような講演も行っておりますので、お気軽にお声がけください。

総会の様子
総会後の記念行事での講演