県段階の協同組合間連携の実態について

「かがわ協同組合連絡協議会」が、海岸清掃を実施しました

 去る5月27日、かがわ協同組合連絡協議会が、高松市の海岸で、海岸清掃活動を実施しました。

 14の協同組合にNPO法人等3団体も加わり、計17団体・約60名が参加。

 事前に、香川県海岸漂着物対策活動推進員の方から、「瀬戸内海の海ごみの現状と課題」に関する講義を受講。県内の海ごみの種類、自然環境や生物に与える影響等について学んでから海岸に移動し、プラスチックや発泡スチロール等のごみを拾い集めました。

 今回の活動によって、ごみ袋11個分のごみが回収された上、活動の際に行った分類・記録の内容は、NGOに送付され、海ごみ問題解決に向けた活動に役立てられる模様です。

 当事例は、6月2日付日本農業新聞の他、各紙で紹介されています。

 かがわ協同組合連絡協議会は、協同組合連携で地域のために出来ることについて話し合い、課題を整理し、出来るところから取組む、というスタンスで、地域のために力を尽くしていらっしゃいますが、長く取り組んでいらっしゃる地域の清掃活動についても、「先ず座学で海ごみの現状や海岸清掃を行う意味を学び、活動の目的や意義を理解した上で、海岸清掃を行う」というパターンを確立され、地道に、継続して取り組んでいらっしゃいます。

 かがわ協同組合連絡協議会の皆様の、こうした姿勢と実行力に対して、あらためて、深い敬意の念を表させて頂きます。