今村奈良臣先生の部屋
JC総研 元研究所長(2006年4月~2012年3月)
今村 奈良臣(いまむら ならおみ<東京大学名誉教授>)
基本スタンス
私の食料・農業・農村政策にかかわる基本スタンスは、次の5点に集約することができます。
農業は生命総合産業であり、農村はそれを創造する場である。
農業ほど人材を必要とする産業はない。
農業の6次産業化を通じ、食と農の距離を全力をあげて縮める。
トップ・ダウン農政から、ボトム・アップ農政への転換に全力をあげて推進する。
共益の追求を通して、私益と公益の極大化をめざす。
所長所感
農協ほど人材を必要としている組織はない。
“at your own risk”挑戦と自己責任の精神を持て。
“農地は子孫からの預かりもの”という思想を広めよう。
農業の6次産業化の推進に女性起業は更に前進しよう。
多様性の中に真に強靭な活力は育まれる。画一化の中からは弱体性しか生まれてこない。多様性を生かすのがネットワークの形成である。
所長のコラム
所長が日頃見たり感じたりしていることを綴っております。表題をクリックしますとPDFファイルが開き閲覧することができます。
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「所長の部屋」の中止と研究所長退任のあいさつ 2012年 3月
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農業の6次産業化を<3×2×1=6>という路線にしてはならない 2012年 2月
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農協再生の展望への私案 ―タテのネットワークとヨコのネットワーク― 2012年 2月
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年頭所感 ―農協の原点に立ち返ってみる― 2012年 1月
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激動の年をするにあたって―来る年の課題に向けて― 2011年 12月
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アジア「米備蓄構想」が実現―アジアの食の安定に向けての国際協定の実現を祝う― 2011年 10月
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メディコポリスの望ましい姿を考える―色平哲郎医師の提言の紹介を通して― 2011年 10月
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JA は農産物販売戦略といかに構築し、実践し、成果をあげるか(その4) 2011年10月
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日・中・韓農協シンポジウムのご案内と参加へのお願い 2011年 8月
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農業の6次産業化の更なる深化を見る ―大分県大山町農協を訪ねた感慨― 2011年 2月
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いまこそJAの女性の活力を! ―JA‐IT研究会 第28回研究会の紹介― 2010年 12月
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JAは地域の生命線(その4)―「地域ブランド」づくりへ三ケ日を売り込む― 2010年 11月
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JAは地域の生命線(つづき) ―十勝の二人のトップリーダーとの対談― 2010年 11月
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JAは地域の生命線(その3) ―合併の苦難を乗り越えて地域農業を牽引― 2010年 11月
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JAは地域の生命線―日本列島の両極と真ん中を見る― 2010年 11月
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炎暑の中で歩いたこと、考えたこと――忙中雑感―― 2010年 9月
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地域を興す人材の創造 ―第8回「人づくり研究会」の報告の紹介(その3)― 2010年 10月
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緊急提案──農業者大学校の存続に関する緊急アピール 2010年 6月
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「日本型農場制農業」実現を――「競・共・協」踏まえ実践へ―― 2010年 4月
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自分たちの手で地域を支え、医療人を育てよう――色平哲郎さんとの対談―― 2010年 3月
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2010年の新春にあたり若干の所感を述べる 2010年 1月
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JAが全国ではじめて農民塾を始めた―JA新ふくしまが青年農業経営塾を開塾― 2009年 11月
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イノベーションのトップランナーへの提言―JA尾鈴の調査を踏まえて― 2009年 11月
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「JA人づくり研究会」の設立― 人材革新を通してJAと地域農業に活力を 2009年 10月
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JAはいまこそイノベーション(自己革新)の実現を― 記念講演の核心部分の紹介― 2009年 10月
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「組合長の所信」の追補―JA新ふくしま吾妻会長の所信― 2009年 10月
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JA総研『研究叢書』の発刊に向けて-研究所の存立意義を広く世に問う- 2009年 9月
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若き農業・農村問題研究者への提言― 農村実態調査に当たっての心構え― 2009年 8月
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農業者大学校新入生への講義要録の紹介-私の10の提言- 2009年 7月
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中国の食料・農業・農村問題について考える― 私の中国農業観― (その1) 2009年 3月
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JA全組合長へ「組合長の所信」の御寄稿についての再度のお願い 2009年 1月
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妙齢大規模女性農業経営者の躍動を讃える- 地域とJAに信頼される経営者像- 2008年 12月
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農商工連携の歴史的意義-農商工連携法と農業の6次産業化- 2008年 12月
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新時代の創造を目指す女性群像 -JA秋田おばこの斬新な企画、女性大学- 2008年 11月
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「全国JA組合長の所信」の募集に関するお詫びとお願い -投稿期日の延期のお願い- 2008年 10月
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全国の全JAの組合長の所信集を作ろう ―Bottom-up 路線の推進を― 2008年 10月
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所有は有効利用の義務を伴う(その3 完)-集落営農と門徒を考える- 2008年 10月
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所有は有効利用の義務を伴う(その2)-集落営農と門徒を考える- 2008年 10月
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所有は有効利用の義務を伴う(その1)-集落営農と門徒を考える- 2008年 10月
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広がり深まる和牛放牧への新しい波 - JA甘楽富岡の実践に学ぶ - 2008年 9月
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農業補助金をいかに活かすか - 「逆さ傘」の論理と実践で活かそう - 2008年 8月
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韓国農業青年とのふれあい 2008年 9月
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農業6次産業化のトップランナー「世羅高原6次産業ネットワーク」 2008年 8月
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時間軸を踏まえて近未来を展望する-金沢大学能登学舎を訪ねて- 2008年 7月
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7周年を迎えるJA-IT研究会の成果を紹介し、新たな発展を展望する 2008年 7月
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農業高校を生命総合産業高校に改革・改組しよう 2008年 7月
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人を生かす 資源を活かす 地域を興す(その4) 2008年 6月
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人を生かす 資源を活かす 地域を興す(その5) 2008年 7月
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人を生かす 資源を活かす 地域を興す(その3) 2008年 6月
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人を生かす 資源を活かす 地域を興す(その2) 2008年 6月
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人を生かす 資源を活かす 地域を興す(その1) 2008年 6月
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農業・農村の国際比較研究の新風を読む 2008年 6月
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アジア・アフリカの食糧危機に対し、日本は何をなすべきか 2008年 6月
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アジアの米備蓄安定供給システムの実現を(その5) 2008年 5月
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アジアの米備蓄安定供給システムの実現を(むすび) 2008年 5月
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アジアの米備蓄安定供給システムの実現を(その4) 2008年 5月
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アジアの米備蓄安定供給システムの実現を(その3) 2008年 5月
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アジアの米備蓄安定供給システムの実現を(その2) 2008年 5月
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新農業者大学校の門出を祝い激励する 2008年 4月
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ASTの構想と実践 2008年 4月
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女性パワーで地域に活力を 2008年 4月
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アジアの米備蓄安定供給システムの実現を 2008年 4月
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取引先別の生産組織づくりと販売を起点とした米の生産と集荷 2008年 3月
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食品メーカーからみた「米」の魅力と可能性 2008年 3月
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JA糸島の地域農業活性化-「ロマン溢れる糸島農業」 2008年 3月
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担い手集団「共同ファーム」による麦・大豆の本作化の取組み(つづき) 2008年 2月
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担い手集団「共同ファーム」による麦・大豆の本作化の取組み 2008年 2月
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<米の生産・販売戦略>と<産地づくり対策>をどうすすめるか 2008年 2月
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Making からGrowingへの思想の転換を(下) 2008年 1月
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Making からGrowingへの思想の転換を(上) 2008年 1月
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農地は子孫からの預かりもの 2008年 1月
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地域の土地は子孫からの預かりもの 2008年 1月
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水田を3倍活用し高所得を実現 ──土づくりのための米づくり── 2007年 12月
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農業水利システムをめぐる公・共・私(つづき) 2007年 11月
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農業水利システムをめぐる公・共・私 2007年 11月
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共益の追求を通じて私益と公益の極大化をはかる 2007年 11月
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JAは中学校の先生と話し合おう 2007年 10月
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みずほの国を探検した海外農業ジャーナリストの感想と意見(その2) 2007年 10月
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みずほの国を探検した海外農業ジャーナリストの感想と意見(その1) 2007年 10月
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大豆の本作化を進め6次産業化を推進しよう─食糧の争奪戦の激化の中で─ 2007年 9月
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農家の皆さん 名刺を作ろう 2007年 8月
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農政改革の基本路線への提案 2007年 8月
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JAは地域の将来像を自らの力で描こう 2007年 7月
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農業ほど人材を必要とする産業はない 2007年 7月
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産地形成をいかに進めるか 2007年 7月
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営農指導と販売戦略の理論 2007年 7月
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食と農の距離を全力をあげて縮める 2007年 6月
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農業生命総合産業であり、農村はその創造の場である 2007年 6月
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食料・農業・農村政策についての基本スタンス 2007年 6月
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辺境から革命は興る 2007年 5月
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JAは仕事興しセンターになろう 2007年 5月