国際連携

第14回ICAアジア太平洋地域総会が開催されました。

 2021年2月24日、第14回国際協同組合同盟(ICA)アジア太平洋地域総会が開催されました。

 ICAは、アフリカ・南北アメリカ・ヨーロッパ・アジア太平洋の4つの地域で、協同組合運動発展のための活動を行っていますが、ICAアジア太平洋地域は、32ヶ国111組織が参加する会員数最大の地域です。日本からは、当機構やJA・生協・漁協・森林組合・ワーカーズコープ・労働金庫等の全国組織17団体が加盟しています。

 第14回地域総会は昨年12月に開催される予定でしたが、コロナ禍により延期となり、初のオンライン総会となりました。18ヶ国から約110名の代議員が参加し、日本からは8団体13名の代議員が参加しました。

 冒頭、長年アジア太平洋地域の協同組合のために尽力され、昨年亡くなられたICAアジア太平洋地域事務所職員・理事・研究者などを悼み黙祷を行いました。総会では、2018年・2019年の財務報告が承認されるとともに、昨年12月行われる予定だった地域理事選挙は2021年12月にソウルで行われる第33回ICA世界協同組合大会に合わせて開催される地域総会で実施することが承認されました。また、同地域の会員の状況、欧州連合(EU)プロジェクトの実施状況、部門別・テーマ別委員会活動状況についての報告がありました。

 事務局長からの活動報告のなかでは、同地域の活動に対する日本の協同組合の貢献や農林水産省の支援に対する謝意が表されました。

昨年亡くなった関係者を追悼
18か国から約110名が参加