JCAについて

「青森県 JAによる地域貢献の取組推進検討会」でSDGsの学習講演会を行いました。

 2020年12月22日(火)、青森県農林水産部が主催する「JAによる地域貢献の取組推進検討会」において、「SDGsと地域におけるJAの役割(助け合いで築く、持続可能な地域社会)」というテーマで講演を行いました。

検討会にはJA青森県中央会をはじめ、JA単協等から12団体19名が参加。SDGsの基本的な学習とJA綱領とSDGsの関係、そして各地で行われている事例をもとに、地域課題の見つけ方や実践におけるヒント(拠点づくりや地域で活動する団体や他の協同組合との関係づくり、そして、「ゆるやか」「あいのり」「やってみる」の精神で、実践することが重要ということ)についてお話ししました。

 主催した青森県からは、「SDGs(持続可能な開発目標)」という大きなテーマではあったが、各目標がJAのどういった取り組みにあたるのか、JAは地域社会に対し、どのような責任を持つべきなのかについてが、解りやすく、出席者のみならず企画した県にとっても勉強になったと評価いただきました。

 なお、この講演後には意見交換が行われ、「身近なつながりやお付き合いを大切にする」、大きく構えるのではなく「小さなことから前向きに取り組んでいきたい」といった声があがるなど、「助けあいで築く持続可能な地域社会づくりへの実践」がJAを通じて地域に広がっていく機会になるような充実した内容で、JCAとしても今後の参考になりました。

JCA連携推進マネジャー 文珠正也

以上

JAによる地域貢献の取組推進検討会 会場の様子