〈コロナに負けるな!〉この機会に、協同組合のアイデンティティを学び深めましょう ―『新 協同組合とは』活用のご案内―
新型コロナ感染症への対応で、各協同組合は、医療・福祉、食の生産・供給をはじめ地域のくらしと経済を支えるため日夜努力を続けています。今ほど、協同が、協同組合の役割が求められている時はありません。
『新 協同組合とは』は、世界と日本の協同組合の歴史と現状、1995年の「アイデンティティ(協同組合とは何か)についてのICA声明」を踏まえた協同組合の特徴としくみ(協同組合原則)、これからの課題について、日本の実情に合わせて分かりやすく解説しています。農協、生協をはじめ多くの協同組合人に活用されています。JAの資格認証試験の参考書にも指定されています。
2012国際協同組合年の取り組み(協同組合憲章草案など)、農協法改正、2015年の国連「持続可能な開発目標(SDGs)」、ユネスコ無形文化遺産への登録、日本協同組合連携機構(JCA)発足など、最新の情報も紹介しています。
この機会に、本書で、協同組合について学習し直しアイデンティティについて深めましょう。
※初版発行:1996年 四訂版発行:2018年
※定価:730円(税込)+送料(JCA会員価格:660円(税込)+送料)
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【も く じ】
Ⅰ 暮らしと世界を見つめよう 現代社会と「協同」
一 「豊かになった」というけれど
二 新たな社会をめざして
Ⅱ 協同組合のあゆみ 誕生から今日まで
一 協同組合はこのようにして生まれた
二 世界に広がった協同組合
三 日本の協同組合のあゆみ
Ⅲ 協同組合の特徴としくみ 「協同組合の原則」を学ぼう
一 協同組合とは何か
二 協同組合の原則を学ぼう
- 加入・脱退は一人ひとりの自由(第一の原則)
- 平等な議決権と主体的な参加(第二の原則)
- 公平に出資し、剰余金はみんなのために活用する(第三の原則)
- 他に依存したり従属してはならない(第四の原則)
- 学びあう場としての協同組合(第五の原則)
- 協同組合どうしで手を結ぼう(第六の原則)
- 環境を守り、暮らしやすい地域をつくる(第七の原則)
三 七つの原則はバラバラなものではない
Ⅳ 協同の未来を開くために これからの協同組合運動
一 現代社会はどこへ
二 いま、なぜ協同組合に着目するのか
三 新しい時代を協同の力で
〔補説1〕「協同組合がよりよい社会を築きます」― 国際協同組合年と協同組合憲章草案
〔補説2〕国際社会の協同組合への期待と日本協同組合連携機構(JCA)の発足
〔資料編〕
資料1 国際協同組合同盟の大会・総会の歴史
資料2 協同組合とは何かについてのICA声明
資料3 The International Co-operative Alliance Statement on the Co-operative Identity
(協同組合とは何かについてのICA声明:英文)
資料4 協同組合憲章草案
資料5 持続可能な開発目標(SDGs)
資料6 文献目録