第5回JA営農・経済フォーラムで、今後の営農・経済事業の強化のあり方を議論してきました。
2019.09.24
JA全中は、営農・経済部門を担当する常勤役員や幹部職員を対象として、第5回JA営農・経済フォーラムを2会場(8/27~28は福岡、8/29~30は東京)で開催しました。今回のフォーラムでは、特に「営農・経済事業実践体制の強化」と「営農・経済事業部門職員のレベルアップ」に焦点を当てて報告や議論が行われました。
両会場ともに2日目の最後にパネルディスカッションが行われ、当機構の西井主任研究員がコーディネーターを務めました。福岡会場ではJAたじま・JAかいふ・JAつやま・JA種子屋久、東京会場ではJA庄内みどり・JA北つくば・JAとぴあ浜松・JAいみず野がパネラーとして登壇し、全農の戸井チーフオフィサーも両会場でパネラーに加わりました。
議論のテーマは、直販事業、GAP、経営指導、購買事業の収支改善など多岐にわたり、登壇JAの実際の取り組みからその成功条件を探りました。総括として西井主任研究員は職員のレベルアップをとりあげ、「実際に業務の中で試行錯誤することなしに能力は育まれない」とした上で、「登壇JAには、試行錯誤する職員が孤独を感じないようなサポートの仕組みがあり、そこを学ばなければならない」と述べました(福岡会場にて)。
今年度5回目を迎えた本フォーラムは、営農・経済事業改革の情報共有やポイントを学ぶ貴重な機会となっています。今回のフォーラムをきっかけとして、自己改革の動きがさらに加速することが期待されます。
JCA 基礎研究部
福岡会場
東京会場