アリエル・グアルコ国際協同組合同盟(ICA)会長が来日しました。
2019年7月31日から8月1日にかけ、国際協同組合同盟(ICA)のアリエル・グアルコ会長(アルゼンチン出身)が、会長アシスタントのガブリエラ・ブッファさん、ICAアジア太平洋地域事務所のバル・アイヤー事務局長とともに来日しました。
7月31日(水)午前は、ICAグローバル理事でもある中家徹JA全中会長(JCA会長)を訪問したのち、日本のICA会員(JA全中、日本生協連、日本労協連など協同組合の全国組織17団体)との意見交換を行いました。
午後は、中家会長、本田英一日本生協連会長(JCA副会長)とともに、厚生労働省の谷内繁社会・援護局長、続いて髙鳥修一農林水産副大臣を訪問し、公正で持続可能な社会づくりへの協同組合の貢献や国際社会での協同組合への高い評価について話し、日本の協同組合が国の発展や地域社会づくりに果たしてきた貢献について強調しました。
その後、JCAの事務所を訪問し、JCA役職員との交流を深めました。
中家JA全中会長を訪問
日本のICA会員団体との懇談会
厚生労働省を訪問し谷内社会・援護局長と面会
髙鳥農林水産副大臣を訪問
JCAを訪問
8月1日(木)午前中は、JA東京むさしの小金井支店(本年6月29日に新たな建物でグランドオープン)を訪問し、須藤正敏会長(JA東京中央会会長、JA全中副会長)、髙𣘺堅治組合長をはじめJAの役職員の皆様の歓迎のもと、JAの組織や事業について説明を受け、併設された直売所や金融店舗を視察しました。
午後には、東京都生協連の新会館を訪問し、竹内誠東京都生協連会長、新井ちとせコープみらい理事長(ICAアジア太平洋地域副会長)、松野玲子パルシステム東京理事長をはじめ、これらの生協連・生協の役職員の皆様に歓迎いただきながら、東京都の生協の概況、コープみらい・パルシステム東京の組織や事業について説明を受け、さらに、会館1・2階のコープみらいの「コープ中野中央店」、会館5階のパルシステム東京のグループホーム「中野中央陽だまり」、東京都生協連が運営する地域交流スペース「えんがわ」を視察しました。
その後、ワーカーズコープ・センター事業団の事業所「ワーカーズ・ネット・リングス」を訪問し、木下史郎同事業所長と事業所の皆さん、古村伸宏日本労協連理事長らから、ワーカーズコープ、同事業所について説明を受けました。
JAの直売所で枝豆を試食
JAの直売所「ムーちゃん広場」の前で
東京都生協連会館で、コープみらい、パルシステム東京、東京都生協連の皆さんと
コープみらい中野中央店を視察
ワーカーズ・ネット・リングスを訪問
グアルコ会長一行は、8月1日で7月21日からのアジア6か国のICA会員訪問を終え、この日の夜(アイヤー事務局長は翌朝)帰国の途につきました。
※国際協同組合同盟(ICA)について:
世界の109か国から310の協同組合が加盟するICAは、世界の300万の協同組合、10億人以上の協同組合を代表する組織です。日本からはJA、生協、漁協、森林組合、ワーカーズコープ、協同組織金融機関などさまざまな分野の協同組合の全国組織とJCAの計17団体が加盟しています。