国際連携

イランの洪水被害への義援金拠出について

 本年3月以降、イラン全土での断続的な降雨により、多数の死傷者・避難者・被災者が発生し、家屋や施設が損壊し、農地・家畜その他産業にも大きな被害が出ました。

 4月15日のイラン赤新月社の発表によれば、洪水の被害は全土に及び、200万人(40名に1名)が人道支援を必要としています。赤十字国際委員会などの国際機関や日本政府なども緊急援助を行なっています。

 国際協同組合同盟(ICA)は、5月、イランのICA会員団体Iran Chamber of Cooperatives (ICC)による復興に向けた支援プログラムを掲示し、ICA会員団体に対し義援金を呼びかけました。同支援プロジェクトの国際支援予算見積額は1,665,000 ユーロ(約2億円)となっており、協同組合の生産やインフラの復旧、コミュニティーの住居・学校等の再建に充てることを予定しています。

 JCAとして、ICAの呼びかけに応え、約50万円の義援金を拠出しました。また、JCAの関係会員に、ICAや国際機関への協力(ユニセフ募金など)など、可能な対応について検討するよう呼びかけました。