世界協同組合モニター(World Cooperative Monitor) 2018年版の日本語版を掲載しました。
2019.07.23
JCAはこのたび、国際協同組合同盟(ICA)が欧州協同組合・社会的企業研究所(EURICSE)の支援を得て毎年発刊する、世界の協同組合に関するレポート、「世界協同組合モニター」(World Cooperative Monitor)の2018年版の日本語版を作成しました。
ICAは、世界109か国の生協、農協、漁協、森林組合、労働者協同組合、信用協同組合など、様々な分野の310団体が加盟している世界最大規模のNGO(非政府組織)で、組合員数が10憶人を超えるとされている世界の協同組合を代表する国際組織です。
2018年版の「世界協同組合モニター」では、例年どおり、豊富なデータに基づき、世界の協同組合全体の状況、分野ごとの協同組合の状況を概観するとともに、特集として協同組合によるSDGsへの取り組みを取り上げ、取組状況や事例等を掲載しており、世界的な協同組合の動向が分かりやすくまとめられています。
72ページからの表5には、世界の協同組合事業高トップ300が掲載されており、次の日本の協同組合がランクインしています。
4位 JA共済連
9位 JA全農
31位 ホクレン
41位 農林中央金庫
80位 全国生協連
83位 こくみん共済coop
121位 コープみらい
122位 日本生協連
144位 コープさっぽろ
164位 コープこうべ
197位 共栄火災
206位 ユーコープ
JCAは、こうした世界の協同組合の動きを把握し、今後も協同組合の発展に資する情報発信に努めてまいります。
※なお、世界協同組合モニター2018年版では、ICAの共済・保険分野組織「国際協同組合保険連合(ICMIF)」が取りまとめたデータに基づき、日本の相互会社も共済・保険部門の協同組合に含めて取り扱っています。