刊行物

No.17 ヨーロッパの先進農業経営 経営・環境・エネルギーの持続性に挑む

和泉 真理 著 村田 武 監修 定価750円+税 A5版/62ページ

 先進的農業経営というと「規模の経済」の発揮にばかり目が向きがちだが、ヨーロッパの先進的農業経営は、家族農場だけではなく企業的農場でさえも、経営・環境・エネルギーの持続性を目指して経営を多角化し、地域にも貢献するような農業を営んでいる。イギリスとドイツにおける先進的農業経営の事例は、多様で資源の限られた日本で農業経営が発展するための方向を示唆している。

目次

巻頭言:EUの企業的経営も経営多角化路線(村田 武)
はじめに:ヨーロッパ農業の経営・エネルギー・環境
第1章 農業とは本来多様なもの:チーズ加工に取り組む英国の酪農家
第2章 バイオガス発電に取り組む南ドイツのドレハー農場
第3章 科学的で持続的な農業を目指して:元ロンドンのシティ金融マンの農業経営
第4章 英国の女性農業者:サリー・ジャクソンさんの経営と活動
おわりに ヨーロッパと日本:持続的な農業をめざして

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