県段階の協同組合間連携の実態について

協同組合ネットいばらきが設立10周年記念大会を開催

 12月14日(木)、県内47の協同組合・関係団体で構成する「協同組合ネットいばらき」(代表・鶴長義二茨城県生活協同組合連合会長)は、設立10周年記念大会を開催し、会員や関連団体から18団体42名が参加しました。

 「協同組合ネットいばらき」は、2012年の国際協同組合年に組織された「2012国際協同組合年茨城県実行委員会」の目的と意思を継承し、後継組織として2013年に誕生しました。

 午前の記念式典では、協同組合ネットいばらきの坂本健一幹事長(JA茨城県中央会常務理事)が「協同組合ネットいばらき10年の歩み」を振り返りました。緩やかなつながりを保ちながら、時にはお互いの事業や取り組みに“あいのり”する形で、協同組合間連携を深め、協同組合の価値を地域で発揮してきた10年の歩みが紹介されました。その後、参加した全団体からそれぞれ1人ずつが登壇し、「10年後の抱負」を述べました。

 記念講演では、JCAのCI・国際・研究チームの前田健喜部長と協同組合間連携1部の片岡昇マネージャーが登壇し、それぞれ「協同組合アイデンティティ」と「協同組合間連携」について講演を行いました。

 午後は、参加者の交流と相互理解を深めるため、パークゴルフ大会が開催されました。

 協同組合間連携を次の10年につないでいくために、会員団体から多くの若手・中堅職員が参加し活発にスポーツを通じ交流するなど、次世代へつなぐ協同組合人同士の絆を再確認する貴重な機会となりました。

※「協同組合ネットいばらき」は、県内の生協やJA、漁協など47団体で構成される茨城県の協同組合間連携組織です(参考会員図