県段階の協同組合間連携の実態について

京都府「役職員体験・交流学校」で講演しました

 2023年9月7日(木)~8日(金)に、京都府協同組合連絡協議会(以下「京都協議会」)は、「第22回役職員体験・交流学校」を開催し、県域会員団体や単位協同組合の役職員ら約30名が参加しました。

 この交流学校は、京都府内の協同組合役職員が体験交流を通じて協同組合間連携を深め、課題や価値を共有し、協同組合の発展に寄与することを目的としています。第22回となる本年度は、1日目に「京都の農産物の生産・流通を学ぶ」をテーマに、「JA京都にのくに」のブランド京野菜である「万願寺甘とう」について現地体験を通して学びました。

 2日目には、JAの農産物直売所の「彩菜館綾部店」を視察し、「グループセッション」を行いました。グループセッションでは、JCAの佐藤憲司連携推進マネージャーが、「ラウンドテーブルと協同組合間連携」と題して講義を行ったのち、参加者が3班に分かれて「地域課題を協同組合間連携で解決する」をテーマにワークショップを行いました。各班熱心な議論を行う中で、相互の理解を深め合いました。

 京都協議会は、1996年に設立された「JA京都府中央会」「京都府生協連」「京都府漁協」「京都府森連」の4団体で構成する京都府の協同組合連携組織です。

1日目「万願寺甘とう」収穫体験風景
2日目「ワークショップ」発表風景