第5回 協同組合の地域共生フォーラム開催のご案内
10月14日(土)、「協同組合の地域共生フォーラム」を開催します。
本フォーラムは、協同組合が地域共生社会づくりにさらに積極的にかかわっていくため、全国の様々な取り組みを学び、協同組合の役割について考え、協同組合間協同を推進する場となることを目的に開催しており、今年で5回目を迎えます。
今回は、「みんなで幸せに暮らせるまちづくり~協同組合らしいケアを考える~」をテーマに、協同組合関係者だけでなく、地域の参加者が集い交流を進められるよう、サテライト会場を全国2か所(茨城県水戸市、愛知県名古屋市)に設置します。
協同組合は協同組合以外の組織へも広くつながり、地域の様々な資源を活用した「地域完結型」のケアに取り組んでいます。
当機構では、国際協同組合同盟(ICA)からの「協同組合のアイデンティティ」(定義・価値・原則)に関する世界的協議の呼びかけを受け、今年度を協同組合のアイデンティティに関する「話し合いの年」と位置づけて、協同組合について考えるための取り組みを行っています。
このフォーラムでは、「みんなで幸せに暮らせるまちづくり」を実践するための“協同組合らしさ”とは何かを事例報告やパネルディスカッションを通じて考えます。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
<開催概要>
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■ プログラム(予定)
13:00 |
開会 |
13:05 |
ビクトール・ペストフ氏からのビデオメッセージ |
13:15 |
趣旨説明 |
13:25 |
実践報告 1 |
14:20 |
実践報告 2 |
15:10 |
斉藤弥生先生からの取りまとめ |
15:30 |
グループ交流 |
16:25 |
閉会の挨拶 |
16:30 |
終了 |
■ 事例報告団体(予定)
報告団体1:福井県民生活協同組合 福井県民生協では、2020年4月から、既に開設していた認知症対応型デイサービスにて、「生活」しにくいという「様々な困難」をもつ当事者が「集い」、その仲間とともに想いを実現するBLG丹南をスタートしました。地域の多様な主体と連携・協働しながら、認知症当事者の想いを実現する取り組みについて報告します。 |
報告団体2:労働者協同組合ワーカーズ・コレクティブLavori 「生きる・働く・暮らす」を重ね合わせた働き方で「家族」でカバーできなくなりつつある「家事」の領域を、その地域の市民が適正価格で生活を支え、市民事業として展開しています。 |
報告団体3:JA山梨厚生連 学習指導要領の改訂により令和4年度までに小・中・高等学校における「がん教育」が必修化されたところですが、JA山梨厚生連ではそれ以前からがん教育出前授業の取り組みを実施してきました。 |
報告団体4:労働者協同組合ワーカーズコープちば ワーカーズコープちばは、地域の必要に応えて地域福祉や職業訓練、生活困窮者自立支援などの事業、また子ども食堂やフードバンクなどの活動を行っています。特にフードバンクちばでは、県内全域を対象に市町村社協などと連携したフードドライブを10年続け、県生協連や県内生協、県内フードバンクと連携してキャンペーンを行っています。 |