お知らせ

協同組合連携でウクライナ支援イベントを開催

 7月18日(月)、JCAウクライナ支援チャリティ公演劇団わらび座ミュージカル「いつだって青空~ブルマー先生の夢~」がこくみん共済 coopホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区)で開催され、猛暑の中、約400名の方々が会場に足を運んでいただきました。

 本ミュージカルは、明治後期、女性が運動することへの理解がない時代に、新しい常識として「女性もスポーツをする」ことを提唱し、数々の苦難に立ち向かった「井口 阿くり(いのくち あくり)」さんの活躍を描いた作品です。苦しい状況下にある方々を勇気づけ、皆が笑顔で前を向いて歩む気持ちにさせることを目指しています。

 今回の公演は、苦境下にあるウクライナの方々に向けて、日本の協同組合が連帯して支援の輪を広げるために企画され、全国労働金庫協会、労金連合会、日本労信協、こくみん共済 coop、JCAが主催し18のJCA会員組織が協賛しました。

 当日はウクライナから日本への留学生3名をお招きしました。上演前に留学生を代表してハンナ ボビア(Hanna Bobyr)さんが、平和への思い、日本とウクライナのつながり、招待いただいたことへの感謝を日本語で熱く語ると、会場からは盛大な拍手が沸き起こり、ウクライナ支援の思いが共有されました。

 本公演のチケット収入と会場での募金を合わせた総額から運営経費を除いた収益は、一般財団法人パスウェイズ・ジャパンNPO法人日本ウクライナ友好協会KRAIANYおよび公益財団法人日本ユニセフ協会(ウクライナ緊急募金)に寄付され、ウクライナの皆様への支援に役立てられます。

 当公演に携わった協同組合組織およびJCAは、一日でも早くウクライナに平和な日常が訪れること、また、今回の公演が「助け合うことの大切さ」や協同組合の意義を社会に伝えていく契機となることを心から願っております。

平和への思いを述べるウクライナ留学生のハンナ ボビア(Hanna Bobyr)さん
感動の幕切れ! 熱演したわらび座の皆さん

 

ウクライナ支援の輪を広げる熱い想いが結集
皆様の温かいご支援に感謝!