ブロック別情報交換会を開催

　JCAは「都道府県協同組合連携組織 ブロック別情報交換会」を7月27日～8月3日にかけて開催しました。全国を「北海道・東北」、「関東・甲信越・静岡」、「北陸・東海・近畿」、「中国・四国」、「九州・沖縄」の5つのブロックに分け、34都道府県から62名に参加をいただきました。

この情報交換会の目的は、協同組合連携組織が活動内容や課題を情報交換することにより、各都道府県での協同組合間連携に活かしていただくことです。

　各回とも、JCAからの報告の後、各都道府県域での活動を報告いただきました。今年の特徴のひとつに、コロナ禍で延期や休止を余儀なくされていた、協同組合まつりや協同組合フェスタ、清掃活動、相互の施設見学など、外に出る活動が増えたことがあります。また、3回目を迎えたことで、都道府県域間の質疑も活発に行われました。その中では、他県の具体的な取り組みについての質問もなされ、自らの県域での計画に取り入れようという動きもありました。さらには、連携組織の運営について、事務局団体への負荷の一極集中を避けるためにそれぞれの協同組合がイベントごとに担当団体を決めて取り組むなどの工夫も共有されました。

　JCAは、こうした県域同士の情報交換を通じて、全国の協同組合連携組織が相互に学びあうプラットフォームの役割を果たし、協同組合間連携の促進に貢献したいと考えています。

　今回のブロック別情報交換会を受けて、11月17日(金)には「都道府県協同組合連携組織　全国交流会議」を開催します。全国の優良事例のほか、連携組織の運営の秘訣などご紹介し、大学教授を迎えたクロストークにより内容をさらに深堀りする予定です。