県段階の協同組合間連携の実態について

「協同組合ネットいばらき」がウクライナ人留学生に寄付金を届けました。

 11月11日、「協同組合ネットいばらき※」は、茨城キリスト教大学に「ウクライナ人留学生への経済支援に関する募金」37万円を贈呈しました。

 協同組合ネットいばらきでは、8月に開催した『第100回国際協同組合デー』にて、記念講演を茨城キリスト教大学の専任講師でウクライナ出身のジャブコ・ユリヤ氏にお願いしました。これをきっかけに同大学が実施する「ウクライナ人留学生への経済支援に関する募金」に協力することとなり、会員組織が寄付金を募りました。

 贈呈式では、鶴長義二氏(協同組合ネットいばらき代表・茨城県生活協同組合連合会 会長理事)から、「ウクライナに残る家族への心配と、慣れない日本での暮らしへの不安さと大変さもあると思いますが、これからの生活に役立ててください」との言葉とともに、上野尚美学長と3名のウクライナ留学生の皆さまへ目録が手渡されました。

 上野学長からは「留学生の子たちがしっかりとした生活を送っていけるようにサポートをしていきたい」と感謝の言葉が述べられました。

 また、留学生を代表して本年4月に来日したマルタさんからは、自分の出国の経緯や家族への想い、そして日本に来て安心して勉強が出来る環境がつくられている支援の輪に対する感謝の気持ちが述べられました。

※「協同組合ネットいばらき」は、茨城県内の生活協同組合や農業協同組合、漁業協同組合、酪農業協同組合、畜産農業協同合、森林組合など46団体で構成されます。

 

茨城キリスト教大学にて、茨城キリスト教大学 学長 上野尚美氏(左から2番目)へ目録を贈呈する協同組合ネットいばらき代表・茨城県生活協同組合連合会 会長理事 鶴長義二氏(同3番目)

 

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