県段階の協同組合間連携の実態について

「コープこうべ」と「JA兵庫六甲」が 「包括連携協定」を締結しました

 2022年10月31日、「コープこうべ」と「JA兵庫六甲」は包括連携協定を締結しました。協同組合として共通する理念や組織目的を持つ両組合は、これまでにも販売事業取引や高齢者支援などの分野で豊かな地域社会づくりに向けて、様々な課題に対応してきました。現在、社会問題が複雑化する中で、それぞれが単独で課題を解決することは難しく、より一層協同の力が必要と判断し、「包括連携協定」を締結する運びとなりました。

 「包括連携協定」には、連携協定事項として、①助け合える地域コミュニティの維持発展や、健康で豊かなくらしの拠点づくりに向けた取り組み、②食の安全・安心に向けた取り組みや生産者と消費者をつなぐ取り組み、③災害発生時の対応、防災・減災等への対策、④役職員の交流による協同組合間連携の実践や人材育成など、多岐にわたって連携・協力して実施すると定められています。

 具体的な取り組みとしては、10月21日よりJA兵庫六甲下山口支店(農協市場館「彩菜やまぐち」)で「地域めーむひろば」がスタートしました。これは、コープこうべの宅配で注文した商品を、JAのお店で受け取れるサービスです。毎週の商品の受け渡しをきっかけに交流が生まれ、地域の方々がつながることのできる場を目指します。

 

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