都道府県協同組合連携組織 ブロック別情報交換会を開催しました。

　JCAでは、協同組合間連携で、持続可能でより良いくらしと仕事づくりの実践が日本各地で進展することを支援するため、北海道・東北　関東・甲信越・静岡　北陸・東海・近畿　中国・四国　九州・沖縄の5つのブロックごとに、都道府県の協同組合連携組織事務局に集まっていただき、活動内容や課題などの情報交換を行う「ブロック別情報交換会」を開催しています。

　今年度は7月20日（水）～8月3日（水）の期間で開催し、38都道府県から92名に参加いただきました。情報交換会では、互いの活動内容を紹介し合うだけでなく、参加者相互の意見交換も行われるなど、短い時間ではありましたが、連携組織同士で事業や活動の相互理解と交流が進みました。

　今回の交換会の結果、コロナ下でも活動を止めることなく継続するにはどうすればよいか等の共通の課題があることが分かり、また、協同組合が連携した人材育成の取り組みや健康づくり、子ども食堂やコロナ禍で困窮する学生や生活困窮者の支援に、海岸清掃や森を守る活動という環境保全活動の取り組みが確実に増えていること。協同組合に留まらず、様々な団体との関係構築が各地で進んでいることも確認できました。

　JCAでは、11月18日（金）午後、第5回都道府県協同組合連携組織等の全国交流会議を開催します。この会議においては、今回のブロック別情報交換会で出されたJCAへの要望を反映し、全国で取り組まれている協同組合連携の優良事例を紹介するとともに、運営上の共通課題に寄与するような事例も取り上げてみたいと考えています。