県段階の協同組合間連携の実態について

第32回協同組合デー高知県集会で記念講演を行いました。

 7月14日、JAグループ高知、高知県漁業協同組合連合会、高知県生活協同組合連合会、高知県森林組合連合会、ワーカーズコープ主催で開催された、「2022年協同組合デー高知県集会」にて、日本協同組合連携機構(JCA)常務理事の伊藤治郎、連携推進マネージャーの西川洋一郎が記念講演を行いました。

 高知県の協同組合は、協同組合人の共通テーマである「人間らしく心豊かな暮らし」の実現のため、協同組合運動の意義と協同組合の役割を再認識し、相互の連携と協力関係をさらに強めるとともに、親睦・交流を図ることを目的として、当集会を開催しています。今年は会場のサンピアセリーズに41名が集まり、Web同時配信で実施されました。

 高知県農業協同組合中央会 久岡隆会長の主催者挨拶、ワーカーズコープ四国開発本部 酒井厚行本部長の実践活動報告に続き、記念講演を実施。

 伊藤常務は、ソウルでの国際協同組合連盟(ICA)125周年記念大会や、今年6月のICA総会の様子に触れながら、世界が直面する問題に対処するため、現在の協同組合のアイデンティティを改めて学び、検証し、必要があれば修正を行うという、ICAにおける協議の見通し等について講演。西川マネージャーは、協同組合の取組とSDGsへの貢献について講演しました。

 大会の最後には、こうち生活協同組合 運営企画グループ 野村育子サブマネージャーが、本日を契機に協同組合のアイデンティティへの理解を深め、協同組合らしさを発揮したよりよい社会づくりの取組と社会への発信をすすめて行くことを、当日申し合わせとして読み上げ、高知県森林組合連合会 浜渦隆徳総務部長による閉会宣言をもって、盛会のうちに閉会しました。