第8回協同組織産別・単組シンポジウムにて講師を務めました
6月17日(金)、協同組織産別・単組連絡会(全国農林漁業団体職員労働組合連合(全国農団労)・全国労働金庫労働組合連合会(全労金)・全国労済労働組合連合会(労済労連)・コープこうべユニオン・コープさっぽろ労働組合)が主催する、「第8回協同組織産別・単組シンポジウム」において、JCAが講師を務めました。
本シンポジウムは7月第一土曜日の国際協同組合デーに合わせ、労働運動と協同組合運動の社会的役割を再認識することを目的に開催されています。
今年は「私たちは、協同組合間連携を深めるとともに、地域社会につながり、よりよい社会を築きます!」をテーマに開催されました(参加者:143名 オンライン参加含)。
冒頭、労済労連・関伸彦中央執行委員長から開会宣言の後、全国農団労・川岸正徳中央執行委員長代行からの主催者挨拶、日本労働組合総連合会(連合)・芳野友子会長からの来賓挨拶がありました。また、中央労福協からの来賓メッセージが披露されました。
その後、JCA協同組合連携1部の片岡昇連携推進マネージャーが「ラウンドテーブルや協同組合間連携、協同組織産別・単組構成組織への期待」と題し、協同組合アイデンティティやラウンドテーブルがもたらす効果について講演を行いました。
続いて、(一社)反貧困ネットワークの瀬戸大作事務局長から「支援現場からの報告と提言」と題し、反貧困へ向けた社会運動や、実際の支援活動などの講演が行われました。
シンポジウムの最後には、コープさっぽろ労働組合の工藤達志中央執行委員長より「私たちは、労働組合運動や協同組合運動を通じて、すべての人が安心して暮らせる社会をつくるべく取り組む必要がある」とし、その上で「協同組合運動の発展のため、協同組合間連携を進めていこう」と「アピール」が採択され、コープこうべユニオンの東秀幸中央執行委員長より「協同組合の社会的役割発揮や、SDGsを基軸とする社会・経済・環境等の様々な分野に取り組んでいくこととともに、平和が脅かされている情勢を踏まえ、よりよい社会を築くために協同組合・労働組合の役割発揮が求められている。」とまとめ、閉会しました。
JCAでは、協同組合の活動など広く社会へ発信を進めることを目的に、各種のシンポジウム、学習会にて積極的に講演しています。気軽にご相談ください。