県段階の協同組合間連携の実態について

JA埼玉県女性組織協議会と埼玉県生活協同組合連合会が第27回早春交流会をオンラインで開催

 JA埼玉県女性組織協議会と埼玉県生活協同組合連合会では2月21日(月)に第27回早春交流会を開催しました。両組織の早春交流会は、男女共同参画の推進、協同組合間交流を目的に1996 年から実施され、今年で27 回目を迎えます。

 今年の交流会のテーマは、「各JA女性組織および各生協が取り組むフードバンクやフードドライブ活動、子ども食堂などのかかわり」で、県内のJA女性部やJA中央会、生協・医療生協・生協連から約60名が参加し、組織活動発表や講演、健康体操などで交流を深め、学び合い、テーマについてそれぞれの地域で一緒にできることを考え合いました。

 講演では、NPO法人フードバンク埼玉の永田信雄理事が生活困窮者や子ども食堂への食品提供、食品ロスの仕組みなどを説明しました。続いて行われた組織活動発表では、JAさいたま女性部連絡協議会、医療生協さいたま、JAいるま野女性組織協議会、コープみらい、JAグループさいたま、パルシステム埼玉から報告がありました。

 意見交換会では、「交流会の講演や組織活動を聞いて」をテーマにオンラインで参加者が7グループに分かれ活発な討議を行いました。

  参加者からは、「フードバンク埼玉の活動内容がよくわかり、参画意識が芽生えた」、「地域の活動の相互理解が深まった」などの感想が寄せられました。

 早春交流会は、今年も地域における協同組合のつながりを深めるための相互理解の場になりました。

 ※主催団体からの情報提供によりJCAで作成しました。