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2021年度協同組合・協同会社職員交流セミナーを開催しました

 2月4日(金)、「SDGsを事業経営にどう取り入れるか」をテーマに「2021年度協同組合・協同会社職員交流セミナー」をオンラインで開催しました(JCA主催)。

 セミナーでは、全国から35名の協同組合・協同会社の職員が参加し、SDGsに関する講義や実践事例報告を受け、班に分かれて意見交換や参加者間の交流を深めました。

 講義では、稲場雅紀氏(日本政府・持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議構成員)より「SDGsと協同組合~本来、協同組合は持続可能な世界を担う中心的な存在~」と題し、「SDGsの本来の在り方」や「協同組合は、本来、『持続可能な世界』の経済、生産と消費を『真ん中』で担う存在であること」をレクチャーいただきました。

 実践事例報告では、日本生活協同組合連合会の二村睦子常務理事より、「生協の2030年環境・サステナビリティ政策」の背景や策定のプロセス、策定後の取組みについて、香川県農業協同組合の中川龍郎氏より、JA香川県の第7次中期経営計画検討プロジェクトにおけるSDGs課題の設定について報告いただきました(第7次中期経営計画は2022年度から開始)。

 参加者からは、セミナー後、「SDGsをいかに組織方針・事業に盛り込むか、とくに「中身のある」実践をどう実現するかについて貴重な示唆をいただいた。」や「SDGsの取り組みを協同組合のリスク回避の手段に使うのではなく、持続可能な社会を築くための運動・取り組みにしていかなければならないし、日常の取り組みからできるようにしていきたいと思います。」、「皆さんがあたたかくとても話しやすかったです。今後もこのつながりを大切にしていければと思いました。」などのご感想を頂きました。

 JCAでは、SDGsの研修等の企画や実施を通じて会員の皆様をサポートさせていただきますので、お気軽にお問合せください。

生協のSDGsの取り組み、「環境・サステナビリティ政策」はこちら

「生協の2030環境・サステナビリティ政策」を報告する二村常務理事
JA香川県の中期経営計画策定について報告する中川龍郎氏