県段階の協同組合間連携の実態について

〈コロナに負けるな!〉ほっかいどう若者応援プロジェクトは道内19大学8,330人に食の支援を実施

 コロナ禍で困窮する一人暮らしの学生に「食」の支援を行うため、2021年1月に設立された「ほっかいどう若者応援プロジェクト」(実行委員会構成団体:連合北海道、北海道労福協、北海道生協連、大学生協事業連合北海道地区。後援:北海道、札幌市)は、2月にスタートした第1弾、4月から7月までの第2弾の取り組みで、道内19大学24キャンパス、8,330人の学生の皆さんに食料や日用品などを届けました。

 企業・団体・個人からの寄付金は3,160万円を超え、賛同いただいた協賛企業の皆様からの支援物資などと併せて、各大学での支援物資はとても充実したものになりました。

 協同組合ネット北海道(道農協中央会、ホクレン、道漁連、道森連、道生協連、コープさっぽろ、道労働金庫、ワーカーズコープ連合会北海道事業本部)をはじめ多くの協同組合が寄付や支援活動などで協力しました。コープさっぽろは組合員募金で寄せられた約1,500万円を贈呈しました。

 支援を受けた学生からは、「生活がギリギリなので、食べ物いただけるだけでも生活に余裕ができ助かります」、「バイトに入れなくて、バイト代が稼げないです。こういった支援がありがたいです」などの声が寄せられています。

 同プロジェクトでは、今秋に第3弾として5,200人への「食」の支援を計画しています。

 なお、同プロジェクトは、このほど取り組み詳細をまとめた活動報告書を作成しました。

(注:数字は同報告書より7月末現在のものを引用。写真は同プロジェクトのウェブサイトより引用。団体名は略称。)

2月9~10日、北海道大学における支援からスタート
7月20日、日本赤十字北海道看護大学での支援