2021年の国際協同組合デーのテーマが決定: 協同組合は、力を合わせて、コロナ後の社会の再建に貢献します
2021.04.28
世界の協同組合が協同組合運動の発展を祝い、さらなる前進を誓い合う日である「国際協同組合デー」は毎年7月第1土曜日です。第99回(国連の国際デーの1つとなってから第27回)となる今年の国際協同組合デーは7月3日(土)となります。
国際協同組合同盟(ICA)は、2021年国際協同組合デーのテーマを「協同組合は、力を合わせて、コロナ後の社会の再建に貢献します(Rebuild Better Together)」と発表しました。
コロナ禍において、世界中の協同組合は、さまざまな分野において危機に立ち向かってきました。
ICAは次のように述べています。
「世界中の協同組合が、コロナ禍の危機にいかに連帯と強靭さ をもって立ち向かい、地域社会に、人を中心に置いた、環境にやさしい回復をもたらしているかを示すだろう」
「世界中の10億人を超える協同組合の組合員は、誰もこのような危機に一人だけで直面する必要はないということを示し続けている」
「国際協同組合デーは、自助・連帯という 協同組合の価値、社会的責任や地域社会への配慮という倫理的価値に支えられた協同組合が、いかに不平等を是正し、繁栄を共有し、新型コロナウイルスの直接の影響に対応することができるかを伝える機会となる」
今年の国際協同組合デーをともに祝い、コロナ後の社会の再建に貢献する協同組合の力を世界に示しましょう。
なお、東京で開催する第99回国際協同組合デー記念中央集会は、7月5日(月)午後、オンラインによる開催を予定しております。