JICAが主催するイラン協同組合能力強化研修に協力しました。
2021.03.11
JCAは、2021年3月10日(水)、国際協力機構(JICA)によるイラン協同組合能力強化研修に協力し、イラン協同組合会議所(IRAN CENTRAL CHAMBER OF COOPERATIVE、以下ICCとします)の皆様に日本の協同組合の現状を説明しました。
現在、イランには、9万5千の協同組合が活動しており(組合員は1,100万人)、180万人の雇用を生み出しています。ICCは、イランの協同組合の連携組織で、会員組織のためにコンサルティングサービスなど様々な支援を行っています。今回の研修は、日本の協同組合の取り組みを理解し、自国の活動に反映することが目的です。
当日は、テヘランと東京をオンラインで結び、JCA専務理事の比嘉政浩から、日本の協同組合の現状、JCA設立の背景、JCAの活動計画、協同組合の連携事例を説明した後、ICCからもイランの協同組合についての報告をいただきました。
イランの参加者からは、JCAと日本政府との関係、JCAの収入構造、日本の協同組合によるデジタルマーケティングや市場拡大の取り組みの現状など多方面からの質問があり、15時から始まった研修は、あっという間に終了予定時刻の18時半を迎えました。
JCAでは、このような取り組みを社会貢献の一環ととらえ、世界の協同組合の発展に貢献してまいります。