県段階の協同組合間連携の実態について

第30回新潟県協同組合間提携推進協議会が開催されました

 2021年2月18日、新潟県協同組合間提携推進協議会(略称:新潟CPCC。Niigata-ken Council for Promoting Cooperation among Cooperatives)が「第30回新潟県協同組合間提携研究集会」を新潟市の朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターで開催し、新潟CPCCの構成団体・賛助団体の役職員・組合員など103名が参加しました。

 新潟CPCCは、協同組合が提携を通じて太い絆で結ばれるよう共通課題の解決にむけて努め、相互の機能を高めて地域経済の発展に寄与することをめざし、1988年に設立された組織で、下記の構成団体・賛助団体で構成されています。

 <構成団体>

新潟県生協連、新潟県森林組合連合会、JF新潟漁連、JF新潟漁業協同組合、新潟県酪連、JAバンク新潟県信連、JA全農にいがた、JA共済連新潟県本部、JA新潟中央会(計9団体)

 <賛助団体>

新潟ろうきん、新潟県労福協、日本労協連センター事業団北陸信越事業本部、新潟県中小企業団体中央会、JA新潟厚生連、共栄火災中央支店新潟支社(計6団体)

 新潟CPCCでは、毎年の国際協同組合デー(7月第1土曜日)を記念して、毎年7月に「新潟県協同組合間提携研究集会」を開催していますが、コロナ禍の影響により昨年7月の開催を延期し、この日の開催となったものです。

 集会では、下記のような講演・発表等が行われました。JCAの前田協同組合連携部長も「SDGsの視点で見た協同組合の連携事例について」をテーマにオンラインで事例報告を行いました。

開会挨拶 新潟CPCC 高橋尚紀委員長(JA新潟中央会専務理事)
国際協同組合同盟(ICA)会長からのメッセージ紹介
基調講演  「協同組合とSDGs~誰ひとり取り残さない世界へ~」(オンライン)
朝日新聞編集委員 北郷美由紀氏
事例報告 「SDGsの視点で見た協同組合の連携事例について」(オンライン)
JCA協同組合連携部長 前田健喜
実践発表① 「SDGsとJA新潟厚生連の取り組み」
JA新潟厚生連 企画部次長兼企画調整室長 友田理氏
実践発表② 「私たちの活動を紹介します」
ゆきぐに森林組合 森林事業部長 高橋義雄氏
新潟CPCC宣言 採択
閉会挨拶 新潟CPCC 岡田雅彦副委員長(新潟県生協連専務理事)

 ※採択された「新潟CPCC宣言」はこちら

 

新潟CPCC高橋委員長の開会挨拶
新潟市の会場に103名が参加
JCAの前田が全国の事例を報告
JA新潟厚生連の実践発表
ゆきぐに森林組合の実践発表