ICMIFの研究レポートでこくみん共済coopが 優良事例として取り上げられました
国際協同組合同盟(ICA)の専門機関のひとつ、国際協同組合保険連合(以下、ICMIF)は、2020年12月に研究レポート『事例研究:マーケティングにおける相互扶助性の訴求』を公表しました。
この中で、JCAの第一号会員である、こくみん共済coopがアメリカやカナダ、シンガポールなどの団体とともに優良事例のひとつに取り上げられました。
このレポートは、ICMIFが加盟組織約200団体のマーケティングを独自に調査したもので、ケーススタディとして協同組合の価値や特色を打ち出し、すぐれた業績を収めている7つの団体を紹介しています。 レポートでは、こくみん共済coopについて、2019年にこれまでの「全労済」というブランド名称を、日本のすべての人々にたすけあいの共済制度を提供する協同組合を意味する「こくみん共済 coop」に変更した「リブランディング」のほか、2020年6月、コロナ禍で実施した人々のたすけあいに関する意識変化についてのインターネット調査、2019年10月より取り組んでいる「ENJOYたすけあい」プロジェクトなどが紹介されています。
ICMIFシニア・ヴァイスプレジデントのリズ・グリーンはこくみん共済coopの取り組みについて、「設立時から受け継がれる協同組合の価値をそのままに、人々と地域社会を支え続けるためのリブランディングに敬意を表します。こくみん共済coopの事例は、日本の協同組合はもとより、世界のICMIF会員に多大なインスピレーションを与えるに違いありません」と述べています。
● レポートに掲載されたその他の組織
・ コーポレーターズ(The Co-operators、カナダ)
・ NFUミューチュアル(NFU Mutual、イギリス)
・ フォルクサム(Folksam、スウェーデン)
・ NTUCインカム(NTUC Income、シンガポール)
・ スライベント(Thrivent、アメリカ)
・ PPS(南アフリカ)