県段階の協同組合間連携の実態について

埼玉県でJA女性組織と生協連による第30回早春交流会が開催されました

 JA埼玉県女性組織協議会と埼玉県生活協同組合連合会は2025年2月17日、第30回早春交流会を開催し、JA女性組織の役員や生協の組合員約60名が参加しました。この交流会は、男女共同参画の推進、協同組合間交流を目的に1996年から始まり、今年で30年目を迎えます。

 今回の交流会では、冒頭に両団体からの挨拶と活動報告を通して、団体の概要説明や今年度の活動が紹介されました。

 次に、JCAの亀田マネージャーが「2025国際協同組合年と私たち」と題し、グループワークなどを交えながら講演を行いました。IYC2025と協同組合のアイデンティティの解説、この間の日本国内や埼玉県の動き、なぜ協同組合間の連携を進めるのか、そして各地の実践事例を紹介し、互いのことを知り合いながら地域の活動を進めていくことを提案しました。

 午後からの意見交換会では「講演を聞いた上で、今後取り組みたいこと・日常生活にどう取り入れていくか」をテーマに、詳しい活動内容や活動の進め方等について和やかに交流が行われ、終了後のアンケートでは「IYCの年に協同組合で活動できて幸運なことだと思う」「話し合い歩み寄れば前に進む」などの声が寄せられました。