お知らせ

2024年度 都道府県協同組合連携組織 全国交流会議を開催

 JCAでは2月6日(木)「2024年度 都道府県協同組合連携組織 全国交流会議」を開催し、全国から約85名がオンラインで参加しました。

 冒頭、JCAの比嘉代表理事専務のあいさつ、各地域での協同組合間連携を牽引されている担当者のみなさんに、4つの道県連携組織の事例報告を通じて、それぞれの地域での工夫を感じ取っていただきたいと本会議の趣旨を伝えました。続いて、伊藤常務理事よりJCAの事業とIYCに関連する報告を行い、さらに協同組合連携1部の横溝部長が今年度JCAで制作中の「連携を進めるためのガイドブック」の内容を紹介しました。ガイドブックの完成は3月中旬の予定です。

 次に、北海道、神奈川県、岐阜県、愛媛県からそれぞれ特徴的な運営や取り組みについてご報告をいただきました。

協同組合ネット北海道~連携の力で北海道を創る~

北海道生協連 事務局長 岸本敬一様

設立に至る背景、月1回開催されている「事務局会議」、「独自事業」「連携事業」の様子、IYC分の取り組み等について

かながわCo-ネットの取り組みについて

JA神奈川県中央会 総務企画部 担当部長 野呂博史様

86組織からなる組織の設立や組織拡大の経緯、Co-ネット通信による情報提供と交流、単位組織間での多彩な交流等について

岐阜県協同組合間提携推進協議会の取り組みについて

JA岐阜中央会 総合企画部 協同活動推進課 課長 大島晃明様

2017年の「協同組合宣言」にもとづく提携推進協議会の取り組み、地域ごとの単位組織間の活発な連携と包括連携協定・産消提携書の締結等について

愛媛県協同組合協議会活動報告 コロナ禍 大学生は協同組合をどう感じたか 大学生の声を聞かせたい…

JA愛媛中央会 人づくり支援部 審査役 黒河 安徳様

愛媛大学での「協同組合とは何か-協同組合論」でのQ&A、それを活用して「役職員セミナー」で「協同組合のいいとこ探し」等を行ったことについて

 

 事例報告の後、法政大学大学院・伊丹謙太郎教授の進行による事例報告者同士のクロストークを行い、その後、参加者同士のグループ交流の時間を持ちました。グループ交流では、事例報告への感想を共有し、もっと聞きたいことや掘り下げたいことについて意見を交わしながら、事例報告者への質問作りを行いました。

 グループから出された質問は、代表的なものを伊丹教授が登壇者に投げかけられ、それぞれからコメントをいただきました。

 JCAでは、今後も全国の優良事例を全国交流会議やウェブサイトなどを通じて全国に発信していきますので、ご期待ください。

 

事例報告者の皆さまとクロストーク進行の伊丹教授
(左から)黒河審査役(JA愛媛中央会)、大島課長(JA岐阜中央会)、伊丹教授(法政大学大学院)、野呂担当部長(JA神奈川県中央会)、岸本事務局長(北海道生協連)
グループ交流で出された質問に回答する事例報告者の皆さま
ご参加の皆さまと記念撮影