新人・若手職員の学びと絆づくりをサポート ~JCA連携推進チームが学習交流会を開催~
7月31日、JCA連携推進チーム(※)の企画・運営により2024年度新人職員向け協同組合学習交流会がJA共済幕張研修センターで開催され、さまざまなセクターの協同組合全国組織14団体から115名が参加しました(昨年度は13団体、66名)。
2018年に始まったこの学習交流会は、採用後3年前後の若手職員を対象にした、協同組合の役割や事業・活動に関する相互理解の醸成と、協同組合で働く同世代の職員が知り合うことで連帯意識を持っていただく貴重な機会となっています。
前半は情報のインプットとして、各セクターの協同組合の事業や活動(JA、森林組合、生協、金融、共済、協同労働)に加え、協同組合横断的なの基礎知識(歴史、アイデンティティ、国際的な評価、協同組合間連携)について、各セクターから講師を招いて講義をしていただきました。
後半はグループワーク形式で、まず振り返りとして「協同組合の好きなところ、良いところ、共感したこと」を共有したうえで、就活中の大学生に「協同組合ってこんな組織なんだ!」「協同組合っていいね♡」と思ってもらえるようなキャッチコピー作りに取り組みました。 あちこちで真剣なまなざしや笑顔が見られる賑やかな雰囲気のなかでグループワークが進行し、最後に心に残ったコピーをそれぞれ投票してもらいました。どれも工夫を凝らし、仲間同士でよく話し合ったことが窺えるものばかりで、キャッチコピーに込めた想いがよく伝わってきました。
最後にオプションとして、会場となったJA共済連幕張研修センターの研修施設を見学した後、施設内のレセプションルームで懇親会を開催し、感想を共有するなどして絆を深めあいました。
参加者アンケートでは、「普段は気づかないような着眼点を知ることができる良い機会だった」「協同組合同士の交流を積極的にできる職員になりたいと思った。」「他団体の人と話すのは楽しかったし勉強になった」「こういう交流会があれば今後も参加したい。」といった前向きな感想がたくさん寄せられ、学びと交流の充実した一日となりました。
任意参加の施設見学と懇親会の様子
(※)連携推進チーム:JCA会員の協同組合全国組織の有志団体(日本生協連、全森連)とJCAで構成するチーム。外部イベントへの出展やノベルティグッズの企画制作等の活動を通して協同組合への理解促進や認知向上に取り組んでいます。