都道府県協同組合連携組織ブロック別情報交換会を開催
JCAは「都道府県協同組合連携組織 ブロック別情報交換会」を7月23日~30日にかけて5つのブロックに分けて開催し、41の都道府県から106名の方に参加いただきました。
この会は協同組合連携組織の活動内容や計画について、相互の情報交換を目的に開催して4回目となります。今回は2025年が国際協同組合年(IYC)であることから、それに向けての対応や考え方についての意見交換も行われました。
いずれの回も、JCAの活動状況とIYC関連の報告を行った後、事前に寄せられたアンケート内容を共有しながら活動報告や質疑・意見交換を行いました。合わせてIYCについても検討状況や具体的な準備に関する報告がなされました。
活動報告では、連携組織の事業を知らせるためのウェブサイト開設や新聞広告掲載、合同採用説明会開催、周年記念事業・記念誌発行、誰もが参加できる「まるごと健康チャレンジ」、地域清掃活動、共同での大学寄付講座の運営、団体相互の施設見学会、職員対象の合同研修・講座、女性組織の交流、合同でのフードドライブなど、様々な取り組みが紹介されました。また、若手・中堅職員を対象にした連続講座を実施している県域からは、「参加者が将来、それぞれの組織で重要なポジションについたときに役立つ関係づくり」を目指している主旨が報告されました。さらに、IYCについては、「通常期に開催している協同組合フェスタの規模を拡大して実施したい」という考えや、「発信を強化していきたい」といった方向性が共有されました。
これらの報告を受けて、県域同士の質疑応答が行われました。大学寄付講座をどのように始めたのか、ラウンドテーブルの人数・規模などの詳細、IYCに取り組む体制の考え方などの質疑が交わされ、県域間での貴重な意見交換の場となりました。
JCAでは今後もこのような県域連携組織同士が知り合い・相互に学びあう機会を積極的に設けてまいります。2025年2月6日には「都道府県協同組合連携組織 全国交流会議」でこうした取り組みの事例を深める予定です。