県段階の協同組合間連携の実態について

「2024年かながわ協同組合のつどい」で講演

 7月29日(月)、神奈川県の協同組合連携組織である「かながわCo-ネット(神奈川県協同組合連絡協議会)」は「2024年かながわ協同組合のつどい」を開催しました。当日は、県内のJAや生協など36組織、約120名が参加しました。

 冒頭、開会のあいさつとして神奈川県生協連・當具代表理事会長から「IYC2025のキックオフ」の位置づけとして、今回のつどいを開催したという旨の発言がありました。

 その後、JCA常務理事の伊藤から「2回目の2025国際協同年(IYC2025)」と題した基調講演で、2012国際協同組合年の振り返り、2025年の国際協同組合年への準備状況、取り組み方針等を説明しました。

 講演後は、コーディネーターに日本大学の高橋教授をお招きして、公益社団法人フードバンクかながわの藤田事務局長、神奈川県福祉共済協同組合の大植代表理事理事長、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団神奈川事業本部の齋藤本部長の3名をパネリストとしてパネルディスカッションを行いました。コーディネーターから、今回のパネルディスカッションの狙いについて説明した後、3人のパネリストから事例報告が行われ、参加者からの質疑応答をしました。

 最後にJA神奈川県中央会・平本代表理事会長から2025国際協同組合年に向けた呼びかけがあり、実行委員会を結成して神奈川県でのIYC2025への取り組みを進めていくことを確認しました。