国際連携

イタリアで協同組合のアイデンティティの話し合い~JCAから連帯メッセージ~

 イタリアのロンバルディア州とシチリア州のレーガコープは、ICAが提起する協同組合のアイデンティティに関する世界的協議に参加し、それぞれ2024年5月17日にミラノで、また5月20日にはパレルモで、「持続可能な開発のための協同組合のアイデンティティ」をテーマとする会議を開催し、あわせて約150名の協同組合関係者が参加し、ワールドカフェ方式でアイデンティティについて話し合いました。

〈5月17日ミラノ(上)・5月20日パラレモ(下)の会議についてのフェイスブック記事〉(レーガコープ・ロンバルディアのfacebookより)

 これらの会議は、持続可能な開発目標をすすめる市民団体の連合体「持続可能な開発のためのイタリア連合」(ASVIS)が主催する「第8回持続可能な開発フェスティバル」の一環として開催されたもので、協同組合と諸団体との連携構築の機会、また、諸団体に協同組合のアイデンティティを知らせる機会ともなりました。

 会議開催にあたりレーガコープから要請を受け、ICAグローバル理事であるJCA中家徹理事から、日本におけるアイデンティティの取り組みを伝えるビデオメッセージを送りました。メッセージはイタリア語字幕をつけ、グアルコICA会長、ウィルソンICA理事(協同組合アイデンティティ諮問グループ委員長)のメッセージとともに、参加者に向け上映されました。

 会議後レーガコープからは、イタリアの自分たちの取り組みが、協同組合のアイデンティティに関する世界的な取り組みの一環としてあることを参加者に伝えることができた、との感謝の連絡を受け取りました。

〈ビデオメッセージ(上からグアルコICA会長、中家ICA理事・JCA理事、ウィルソンICA理事)〉(レーガコープ・ロンバルディアのYouTubeチャンネルより)

 

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