お知らせ

大東文化大学「生協社会論」の授業で講義をしました。

 2024年6月12日(水)、生協総合研究所が開講する大東文化大学「生協社会論」にて講義を行いました。本講座は、誰もが安心してくらせる地域社会、食の安全・安心、環境・サステナビリティ、エシカル消費、防災・減災、ライフプランニング、子育て支援、平和など身近な地域から地球レベルで現代社会が抱える諸問題について、生協をはじめとする協同組合の取り組み事例を通してわかりやすく解説する実践的な講座です。

 今回、JCA協同組合連携2部の松尾賢連携推進マネージャーが第9回目の「協同組合ならではの社会問題解決法を考える」とし、「協同組合はどのようにして生まれてきたのか」「世界の協同組合が大切にしている理念」「私たちの社会を取り巻く環境変化」「社会問題の解決事例」などについて講義を担当しました。

 

受講生した学生のレポートから

  • 複数の協同組合が協力することでより多くの社会問題を解決できることはとても良いしくみだと感じました。利益を目的にしないからこそできる事業もあると思うので、支援を広げることが大切だと思いました。
  • 協同組合が連携し、地域の課題解決のために活動していることがわかりました。お互いにノウハウを共有することによって、単独では解決が難しくても、協力して解決している事例が数多くあって驚きました。
  • 働く目的が「お金」であると答える日本人が増えているグラフを見て、納得すると同時に危機感を覚えた。また、孤独を感じる子どもが多いという問題に対して、誰もが救いを求められる場を持っているとは限らないこと、そういった場を提供することの大切さを理解した。
  • 生協のような協同組合が日本だけでなく世界中にあり、組合員自らが出資し、自分たちの生活を守り、くらしの質を向上させるという生協の仕組みが他国でも成り立っていることに驚かされました。

 

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