県段階の協同組合間連携の実態について

北海道の協同組合、「就活サミット」を初めて開催

 6月16日、北海道の協同組合など16組織で構成される「協同組合ネット北海道」は、2026年3月に卒業を予定する学生を対象とした「就活サミット」を初めて開催しました。

 同サミットには、約50人の学生が参加し、7つの協同組合(JA北海道中央会、ホクレン、北海道漁連、コープさっぽろ、北海道ろうきん、JA北海道信連、北海道信漁連)がそれぞれの組織の概要や仕事内容を説明し、その社会的役割をアピールしました。また、当日はグループワークも行われ、各組織の新入社員が就職を将来の進路に関する学生の思いや疑問に答えました。

 学生からは「地域のために組合をつくり北海道をより良くしていこうと活動している姿勢が伝わった」、「組合員と一体となって課題解決に取り組む姿勢に共感した」、「協同組合の仕事は地域貢献につながる点が魅力」などの感想が多数寄せられました。

 若手人材の確保は、協同組合共通の最優先課題です。「協同組合ネット北海道」では、こうしたイベントを通じて、若者に協同組合の理解を広げたいと考えています。