県段階の協同組合間連携の実態について

大学生を道産米のごはんで応援
~北海道でJA共済連と大学生協が連携 ライスを1円で提供~

 JA共済連北海道本部と北海道地区の大学生協が協力し、大学生協の食堂で学生にライスを1円で提供しました(期間は2023年12月18日~23日)。この取り組みはJA共済連北海道本部がコロナ禍前の日常を取り戻したように見える中でも苦労しながら学ぶ大学生を応援したいと、北海道地区の大学生協と相談し、両者で学生に喜ばれるアイデアを出し合い、その結果として生まれた企画です。

 大学生協の食堂では普通サイズのライスは通常110円のところ、「期間中は食堂のライスを1円にします!たくさん食べて一年の疲れを癒してください!」と学生に呼びかけ、組合員の皆さんの多数の利用で大変喜ばれました。「ひとことカード」には「とってもありがたい。毎月やってください」「いつもより豪華なおかずにしてみました」「次は丼ものとかカレーでお願いします」等の声が寄せられました。

 JA共済連北海道本部と大学生協事業連合北海道地区は、共に「協同組合ネット北海道」の会員組織として日常的に交流しています。こうした日ごろから顔を合わせている関係が今回のような支援につながりました。また、2021年に実施した、一人暮らしの学生の「食」を支援する「ほっかいどう若者応援プロジェクト」でも、協同組合ネット北海道の各構成組織はそれぞれができることを持ち寄り取り組みを支えました。