国際連携

フィリピンの「ブガゾン多目的協同組合」が全国信用組合中央協会を訪問

 2023年12月1日、フィリピン中部のパナイ島西部のブガゾン市で活動する「ブガゾン多目的協同組合」のリーダーら18名の視察団が、全国信用組合中央協会(全信中協)を訪問しました。

 同組合の「日本の信用組合について学びたい」との希望を、同組合が属するフィリピンの全国域の協同組合連合会「ヴィクト・ナショナル」を通じて受け取った日本協同組合連携機構(JCA)が全信中協に打診し、今回の訪問が実現したものです。

 この日東京都中央区の全国信用組合会館を訪れた視察団に対し、全信中協調査企画部付の小川元利担当部長が、日本の信用組合の全体像、さらに、地域の中小企業への融資やアドバイス、ネットワークづくり支援などを通じて地域活性化のために活動する信用組合の取り組みを紹介しました。

 参加者からは、信用組合の行う融資の種類、不良債権比率、競争環境などについて質問が出され、講師との間で活発なやりとりが行なわれました。

(写真は全信中協からご提供いただきました)