県段階の協同組合間連携の実態について

兵庫県「協同組合塾(みどり塾)」で講演しました

 2023年9月6日(水)JAグループ兵庫とコープこうべは、兵庫県三木市の「協同学苑」に於いて「協同組合塾(みどり塾)」を開催し、それぞれの役職員約40名が参加しました。この研修会は、実務年数が3年~10年の職員を対象として、今後の協同組合を担う中堅・若手職員の育成を目的とし、宿泊研修も含めて約1年間をかけて開催されます。

 午前中の部では、JCAの伊藤治郎常務理事が「協同組合らしさについて考える~協同組合のアイデンティティに関するICA声明~」と題し、「協同組合のアイデンティティ」「協同組合原則・アイデンティティの変遷」「環境変化によるアイデンティティ議論の必要性」「協同組合間連携のすすめ」について講演を行いました。

 午後の部では、JCAの佐藤憲司連携推進マネージャーが「協同組合らしさについて考える」をテーマに、参加者を6班に分けて午前中の講演を踏まえてワークショップを行いました。各班の参加者は、協同組合のアイデンティティについて議論し、これから協同組合の在り方について、真剣な議論を行いました。

 JAグループ兵庫とコープこうべは、役職員の階層に応じて「くすのき塾(経営職層)」「あおい塾(管理職層)」「みどり塾(中堅・若手層)」を開催し、その修了生はすでに約1,200名を数えるに至っています。

午前の部:伊藤常務講演風景
午後の部:ワークショップ発表風景