新年のご挨拶
2022.12.27
会員、協同組合関係者の皆さま
新春を寿ぎ、謹んでご挨拶申し上げます。
戦火はいまだやまず、無力感に苛まれます。新型コロナウイルスの収束を告げる日はおそらくまだ遠く、諸対策の継続は必須で、引き続く影響が懸念されます。消費者物価や資材価格の高騰が多くの方の暮らしや生業を直撃しています。
こうしたなかで、それぞれの協同組合は、地域や職域の課題解決に尽力されています。皆さま方のご尽力に心からの敬意を表します。
私たちに今求められていることは、困難が立ちはだかり、すぐには展望が開かない場合であっても、立ち止まることなく、できることはないか、新たな取り組みはできないかと模索し続けることだと考えます。
JCAは、「協同を広げて、日本を変える-『学ぶ』と『つながる』プラットフォームとして-」とするJCA2030ビジョンを掲げています。協同組合が地域や職域の状況を踏まえて本来の役割を果たすこと、協同組合間の連携がさらに進むこと、協同組合以外でも多様な協同が広がることで、社会は変わっていくことができる。JCA自身は小さな組織ですが、こうした確信を持ち、多くの組織や人々をつなげることを通じ、協同を広げていきたいと考えています。新しい年にあっても、皆さま方の変わらぬご支援、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
なお、当機構事務所のあるレインボービルは新年1月5日から運営開始となることから、当機構も同日より新年の活動を開始することといたしました。ご了承のほどお願いいたします。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
2023年元旦
日本協同組合連携機構