お知らせ

全国農団労2022年農協革新討論集会にて講師を務めました

 11月11日(金)、全国農林漁業団体職員労働組合連合(中央執行委員長 大谷昇氏)が開催した、「2022年度農協革新討論集会」において、JCAが講師を務めました。

 本討論集会は、農協の総合事業体制の堅持と機能発揮、地域協同組合として責任を果たすための農協について討議する場として開催されました。労働組合が職場から農協革新運動を実践し、地域から信頼され地域に根差した事業展開を進めることを目的として開催されてものです。

 全国農林漁業団体職員労働組合連合・川岸正徳中央執行委員長代行の開会の挨拶の後、基調講演第1部が(株)農林中金総合研究所の蔦屋栄一客員研究員より、「激変する農業情勢と信用等農協事業対応の課題」をテーマに行われました食料安全保障と基本法の見直し、みどりの食料システム戦略、都市農業の多様な機能の発揮について講演が行われました。

 その後、第二部としてJCA協同組合連携1部の片岡昇連携推進マネージャーが「協同組合間連携の実態と農協が目指すべき方向」と題し、全国で進められている異種協同組合間連携の実例について報告を行い、ラウンドテーブルによる地域課題の話し合いの場づくりがもたらす地域づくりなどについて話しました。

 2つの基調講演を聴講した参加者は、各地域におけるの農協事業の課題を出しあい、今後、農協革新運動をどのように実践するのか、またそこで活用する異種協同組合間連携の取組み方法などについてグループワークを行い、闊達に議論し合いました。その後、発表と全体討議を行いました。

 最後は副執行委員長の宇都宮克明氏より、「今日学び、討論して何かを得たのであれば、聞いて終わりではなく、実践に移すことが重要だ」と閉会のまとめが述べられ終了しました。

 JCAでは協同組合の活動など広く社会へ発信を進めることを目的に、各種のシンポジウム、学習会にも積極的に講演しています。気軽にご相談ください。