2022国際協同組合デーin愛知「協同組合の可能性と役割を考える」開催
～「協同組合ネットあいち」発足～

　7月6日、2022 国際協同組合デーin愛知実行委員会の主催により、コープあいち生協生活文化会館で「2022国際協同組合デーin愛知（円卓会議）」が「協同組合の可能性と役割を考える」をテーマに開催されました。メイン会場での参加とオンラインでの参加を併せ、愛知の協同組合関係者ら約80名が参加しました。

　JA愛知中央会総務企画部の伊藤部長の開会挨拶でスタートした第1部では「協同組合の可能性と役割を考える」をテーマに、JCA協同組合連携2部の前田健喜部長から「協同組合のアイデンティティ声明を現代に生かす」と題して基調講演が行われました。

　その後、参加者は4つの分散会に分かれ、「地域コミュニティへの関わり」「組合員参加」「職員の仕事と協同労働」「学習と教育」をテーマに意見交換を行いました。

　第1部の閉会にあたりコープあいちの森政広理事長が「改めてアイデンティティを学び直し、7つの原則の重要性を認識して、愛知における協同組合連携の取り組みをさらに広げていきたい」と呼びかけました。

　続いて行われた第2部では、愛知・協同組合間協同連絡会（略称「協同組合ネットあいち」）の発足が確認されました。発足の趣旨説明、規約の説明、発足に至る経過報告、2022年度以降の活動提案が行われたのち、名古屋市立大学の向井清史名誉教授から、「発足を大変うれしく思う。可能性を語り合い、ベターワールドを築いていくためにともに活動していきたい」との期待が述べられました。

【関連リンク】

• 協同組合のアイデンティティ（定義・価値・原則）のページ（JCAウェブサイト内）