お知らせ

新年のご挨拶

会員、協同組合関係者の皆さま

 新春を寿ぎ、謹んでご挨拶申し上げます。

 年末にかけ、新規感染者の抑制は見られたものの、昨年もなお、新型コロナウイルスが私たちの暮らし、生業に大きな影を落としました。近年進んでいた格差の拡大はさらに拍車がかかりました。協同組合自身の経営にも影響が表れています。

 こうしたなかで、協同組合関係者は、医療、福祉、介護に従事する方々の奮闘はもとより、安定的な食料生産・供給や金融面での支援に努められ、フードドライブ、子ども食堂、学生支援等を通じて困難な方々に手を差し伸べられました。協同組合グループが連携してワクチン接種をすすめられた県もありました。皆さま方のご尽力に心からの敬意を表します。

 JCAは昨年、「協同を広げて、日本を変える―『学ぶ』と『つながる』プラットフォームとして―」とするJCA2030ビジョンを掲げ、初めての中期計画を決定しました。協同組合が地域の状況を踏まえて本来の役割を果たすこと、協同組合間の連携がさらに進むこと、協同組合以外でも多様な協同が広がることで、社会は変わっていくことができる。JCA自身は小さな組織ですが、こうした確信を持ち、多くの組織や人々をつなげることを通じ、協同を広げていきたいと考えています。新しい年にあっても、皆さま方の変わらぬご支援、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 なお、当機構事務所のあるレインボービルが新年1月5日から運営開始となることから、当機構も同日より活動を開始することといたしました。ご了承のほどお願い申し上げます。

 本年も何卒よろしくお願いいたします。

2022年元旦
日本協同組合連携機構